飲食店の開業に必要な許認可
お店を開業する際に必ずやっておかなければいけない許認可申請。
闇で営業なんて絶対にいけませんよ。まさかいませんよね？！
いろいろと面倒ですが一覧にまとめておきます。
これを見てしっかりとスケジュールを組んでください。
申請書類一覧表
上記が飲食店を開業する際に必要な許認可です。
いや本当に沢山ありますね。正直言って面倒です。
進め方・時系列
一覧表を見て安心なんて思っていませんか？
効率よく認可をえるにはどういう順序で進めれば良いか見ていきましょう。
申請の注意点
⚫︎各種申請書類の入手方法
【保健所】 各自治体の保健所HPで入手可能
【警察署】 https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/fuzoku/style/style3.html
【消防署】 東京消防庁 http://www.tfd.metro.tokyo.jp/drs/ss_mokuteki03.html
他の地域は各地域の消防局へ。
⚫︎保健所
【食品衛生責任者の資格取得】
飲食店を開業するには、調理師免許か食品衛生責任者の資格が必要になります。
料理人の方はすでに調理師免許を持っていると思いますが、そうでない方は食品衛生責任者の資格を得るために講習会を受ける必要があります。
東京の場合 http://www.toshoku.or.jp/shikaku/seki-nitei.html
これが実は意外と大変で、「受ければすぐもらえるんでしょ？」なんて思っていると痛い目に会います。この講習会が実はもの凄く混むのです。定員制になっているので、なかなか予定が抑えられないなんてよく聞く話です。しっかりと余裕を持って受講してください。
【現場調査確認】
初めての方は割りと緊張する場面ですね。
「お湯が出なければいけない」「手洗いがなければいけない」などの制約は、事前相談でしっかりと話しておいてください。スケジュールも余裕をみて組んで下さい。そうでなくても許可の判断は「担当者の胸三寸」ですから。担当者によって注意される箇所に違いがあります。お上の言う事ですから・・・。
⚫︎警察
【面談時】
警察はその職業柄、いい加減な答えや曖昧な返事は絶対にNGです。
厳しく時にはイヤラしく突っ込まれます。しっかりと申請書類を用意して挑んで下さい。
大丈夫ですよ。何も悪いことしてないのですから。
⚫︎消防
【柔軟性】
必要設備については事前に相談に行けば大丈夫ですし、工事会社が把握していると思います。
問題は、問い合わせ等の疑問が出てきたときに対応が担当者によりかなりの違いがあると言うことです。
自分の頭を柔軟にし、冷静に対応すれば問題ないと思います。
⚫︎税務署
【数字の意味】
書類はそれなりに沢山ありますが、その一つ一つを理解していますでしょうか。
「青色申告」や「減価償却」「源泉徴収」など難しいことが沢山あります。税務署関連では、書類を出したときから始まる「数字への理解」が重要になります。最低限、決算書を読めるくらいにはならないといけません。
【顧問税理士】
確定申告や決算を行う際に絶対に必要な「帳簿」。これがないと税務面でかなり痛い思いをします。しかし毎日コツコツと記帳している人は中々いないのではないでしょうか。
こんな時に役に立つのが税理士です。日々の仕分け業務を行ってくれて、年度末の決算業務まで請け負ってもらえます。最近ではかなり低額なプランも出てきていますから、投げてしまった方が楽ですね。事業のアドバイスも行ってもらえる税理士が良いです。
WEBの記帳業務は楽ですが、アドバイザーに成り得ないのが痛いですね。
GENTRYコンサルティングも格安プランご用意しています。
http://gentry.jp/tax-advisor/
⚫︎労働保険関連
【社労士選定】
「労働災害保険」「社会保険」「厚生年金」など、これらの手続きは非常に複雑で理解し難いものがあります。わたし自身も何度かチャレンジしましたが、未だに理解し切れていません。
ここは専門家である社労士にお任せするのが一番と思います。あんな複雑なものは任せた方が楽ですし、近年では、雇用の際の助成金等の獲得も視野に入れた施策が対応でき、資金面もプラスになるアドバイスが受けられます。
さて、これが飲食店を開業する際に必要な基本的な手続きです。
面倒なことが多いですが、時間と心に余裕を持ってオープンに向けて頑張って下さい。
皆様の頑張りを心より応援しております。
GENTRYコンサルティングは、豊富なコンサルタントの経験と質の高いデザイナー、確実な施工をする工務店と提携し、繁盛するお店を作ります。
