販売促進と集客の基本
さぁお店が出来上がってきたぞ!あとはガンガン売るだけ。
みなさん、多くを勘違いして失客しているかも知れません。
商品もお店も作れば売れる時代ではありません。そもそも「売る」基本を分かっていますか?しっかり考えてみましょう。
物を売る基本
大前提の話はおさらい程度にしておきますが、そもそも「商品が良い」「技術がある」といった当たり前の話は止めておきます。ここで悩むならばもっと違うアプローチが必要ですから。
当然のことながらお店のコンセプトがしっかり考えられているかどうか。
そこを考えずに「某ログ」や「某なび」「◯休」に載せれば良いだけと考えているのは非常にもったいないと言わざるを得ないと思います。
モノを売るにも順序というものがあります。
この基本を疎かにするとやはりどこかで無理がきてしまいます。
食品系の商品開発に非常に多い傾向ですが、
「ターゲットを絞り込んでいない」「事業計画に販促予算を組み込んでいない」「展示会に出店するしか手立てがない」
基本的な準備ができていないのです。
これって何かに似ていませんか?
飲食店とまるで同じですよね。
ほとんどの方が事業計画時に販促費や販促戦略を考えていないのではないでしょうか。
インスタにUPすれば良い?それで売れたら苦労しませんよね。
では事業計画の時点でどの程度の販促費を考えておけば良いか?
細かい説明は省きますが、おおよそ売り上げの5〜10%は確保して欲しいですね。
継続的な成長にはしっかりと販促しなければ、時間と共に忘れられてしまう存在になってしまいます。
また販売戦術も、グルメサイトに掲載するだけでは弱過ぎます。
売りになる商品があって、それをどのターゲットにどういう機会に利用してもらうのか。
方法は非常にたくさんあります。基本的な戦略の考え方として以下のようなことが言えます。
時として施策の順序は変わるかもせれませんが、基本的な考え方はこういったことではないのでしょうか。
行動心理
では次に、お客様がモノを買うまでの行動を考えてみましょう。
今現在の広告媒体は③と④の部分を担っています
②の部分はほぼgoogleが活用されているのが現状です。
一般的には⑤以降に部分の努力をお店側がするという構図になっています。
これで大丈夫でしょうか?
もちろん各広告媒体を使うのも一つの手段です。
それとは別に自店のブランディングや販促を考えなければ多くの競合と共に埋もれてしまいます。
ではどの部分に楔を打つか。
簡単にできるのは②の部分でしょうね。
一般的にはFacebookやInstagramで発信していますよね。
ではそこだけでしょうか?広告媒体も使い方が大事です。
お店やスタッフの技術力や特徴をしっかり媒体に載せていかなければいけません。
商品を開発するのであれば、その開発ストーリーやお店作りまでの過程を記事にするなど、お客様が知りたくてもなかなか知れない情報を提供するのです。
それと同時にSEO対策をしっかり行う。
⑦の体験するという部分も、ただ単にお店に来て体験してもらうだけでは弱いです。
定期的なイベントも開催しコミュニティー形成に役立てる。
これらのことを、時系列でイベント毎や販売戦略までしっかり事業計画に落とし込みます。
ウリを再確認
お店を開業する時点で、その強みとなるモノやウリがあると思いますが、販促にそれらが正しく伝わっているか、伝わる方法を取っているかが大事です。
この「大事な事実」を上記の戦略に乗せて方法を考えてアプローチするのです。
FB等は既存客の繋ぎ止めや話題性といったブランディングには有効ですが、直接的な集客となるようなツールではないです。
では直接集客に結びつく施策とはなんでしょうか?
当たり前ですが「看板」です。
近隣の顧客に、店の存在を、店のウリをアピールできます。ただし書き方が非常に大事です。
次に挙げるのが、意外と皆さんが行っていない「営業」です。
飲食店なら、苦しんでいる平日の夜の集客に向けて、近隣企業に様々なプランを提案する。
美容関連ならば、企業の身だしなみやマナーセミナーと共にプランを構築し提案する。
などなど、いくらでもやりようはあります。
えっ?!面倒?
そんなんじゃ売り上げなんて上がりませんよ。
とはいっても確かに面倒ではあります。
資料作らないといけませんし、営業も掛けなければいけません。
でも何かしないと売上なんて上がりません。しっかり頑張りましょう!
相談でしたら受け付けますよー。
あて先:info@gentry.jp
GENTRYコンサルティングは、豊富なコンサルタントの経験と質の高いデザイナー、確実な施工をする工務店と提携し、繁盛するお店を作ります。