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見積り公開!厨房機器はいくら掛かるか?!

2018年07月11日

内装見積りが上がってきて精査すると、割と比重が高い厨房機器の費用。どのくらいが適正なのでしょう?一般的な費用を見て見ましょう。

 

機器の選定は正しいか?

前回、「正しい厨房機器の選定」についてお話ししましたが、これをさらに進めますと「自分の場合はどうなんだ?」という疑問に突き当たります。

まず確認しなければいけないのは、内装設計と非常に関係してきますが、物件の形とサイズです。そこに希望の業態メニューに必要な機材の選定をしなければなりません。

2槽シンクや食洗機等の営業許可に必要な機材など。保健所関係の詳しいことはまたの機会に説明しますが、オペレーションや店舗のデザインに、サイズや用途が一致していなければなりません。

無駄のないメニュー構成や動きやすいオペレーションから、適切な機材をリストアップします。

機材に関してわからないことがあったら素直にプロに聞くことですね。

 

 

実際、どのくらいの費用が掛かるのか?

とはいえ、「機材はだいたい決まっているけど、本当のところ値段って?」と思いますよね。
では実際に出される見積もりの一部を見てみましょう。

 

【10坪居抜き物件の場合】

 

【20坪工場用途も考えたスケルトンの場合】

 

 

色々事情があり、全部ではないですが金額を公開いたしました。

どうでしょうか?厨房機器の金額って平均的にこのくらいの価格が妥当ですね。

 

見積りによっては物凄い金額が出てくることもあります。
大事なのは、「自分が何をやりたいか」「どういう店にしたいか」です。

金額が大きい買い物です。無駄のない効率的な使い方ができる様に計画してください。

 

 

コストダウンの方法は?

正直、まじめな工務店の場合、各社それほど価格の差がないのが現状です。
ではどうやってイニシャルコストを落とすか。

大事なのは開業までのトータルコストです。そしてそのバランス感覚が重要です。
厨房機器だけ、家賃だけ、備品だけという部分部分だけ見てはいけません。

 

つまりこうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B社の方が工事金額と厨房機器を含めて120万円高くなっています。
この場合どっちが得でしょうか?
一般的にはA社と思いがちですが、仮に事業計画上1日の売り上げが10万円だとした場合、工期が15日短くA社が工事を終わらせる間に150万円の売り上げを獲得することができます。差し引き50万円のプラスです。無駄な空家賃も抑えられます。
その他のコストもそういったバランスでよく見て、トータルで抑えられる様に見た方が良いです。

 

 

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カテゴリー: 機材選定