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内装工事の具体的内容

2018年07月25日

内装を考えた時、これで良いの?そもそも内装工事って何をするの?という疑問が出てくると思います。それらの疑問にお答え致します。また良い工事とはどういうことなんでしょうか?じっくり読んでください。

 

 

工事の進行と種別

まずは一般的な工事の内容を工程表と共に見て行きましょう。

 

 

それから各工程の内容は以下のようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際は、工事内容によりそれぞれの工事が前後することが頻繁にあります。
現場監理者とよく話しながら進めてください。

 

 

一括発注と分離発注の誤解

一括発注と分離発注という言葉は、何と無く聞いたことはあると思いますが、実際にどのようなことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単にいうと、設計デザインと施工を分けて発注するということです。

 

よく一括発注は、

支払い先がまとまって責任も一本化されるから楽です。ただしデザインなどの専門性に劣る場合がある。

 

分離発注は、

専門的なデザイン性が可能ですが、窓口が多くなりコミュニケーションエラーが生じやすい。コストが高くなる。

 

といったことが一般的に挙げられます。

確かに、一括発注の方がコスト的に優位な場合もあります。

 

結論言います。

 
ハッキリ言ってどっちも変わりません。

 
仮に一括発注した場合、元請け工務店の社員デザイナーさんを使うわけですが、今時ちゃんとデザイン設計の仕事してない人なんてあまりいません。

時々変な図面見ることがありますが、原因はほとんど「コンセプトの確認不足」です。まぁそれも問題なのですが。これは発注形式に関係ないですね。

 

分離発注にしても、コストダウンに関してはかなり知恵を絞ってくれますし、施工業務にしても、普段から付き合いのある工務店に施工を任せるので問題ありません。

 

 
実際、GENTRYコンサルティング で行なった工事で、一括発注より分離発注が安くなった事例は沢山あります。
 
※注1のように、図面だけ持って、自分で新規に工務店まで探して発注するなんて事しませんよね?それこそ無謀な行為ですから。

図面だけ持って工務店に依頼した場合、必ずと言っていい程図面の手直しが入ります。それにより手数料はもとより、工程期間が伸びてしまいます。

それに、場当たり的に工務店を探しても、工事の質に懸念が生じます。工務店の質なんて現場見なきゃ絶対分かりませんから。
大事なのは、正しくコンセプトを理解できた「デザイン設計」と、しっかりと丁寧な施工が行われるかです。
良い職人さんを多く抱えている工務店や、それらの付き合いができている設計デザイナーを見つけることが重要です。

 

 

コストダウンの方法は?

一般的にコストダウンというと、工事費用の「値切り」を行う方が多いですが、あまり勧められるものではありません。

 
よく考えてください。普段、1,000円の定食を販売していて、お客さんが「900円にしてよ!」といってまけますか?まけませんよね。もちろん意味なく高い価格なら指摘するべきですし、相見積もりを取るのも良いですが、それぞれ相応の費用が掛かっています。

自分だけ得しようとすれば、工事の質に跳ね返ってしまう可能性もあります。

やるべきコストダウンは、メニュー及びオペレーションの再構築、必要機材の見直し、内装資材のレベルダウンです。

これらは設計デザイナーに相談すれば確実に答えを出してくれると思います。逆にこれらの答えを持たないデザイナーはちょっと不安ですね。

 

幅広い知識を持った、売れるお店を作れる体制と、確実な施工を行う工務店を見つけるのは至難の技です。

 

 

GENTRYコンサルティングでは、経験豊富なデザイナーと確実な施工をする工務店と提携しております。

 

 

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カテゴリー: 内装デザイン