出来る!店舗開業完全マニュアル!

効果的な看板の描き方

2019年01月30日

お店を「売る」ためには何を持ってしても集客が大事です。
基本的に待ちの商売である店舗事業では、どういったことをすれば良いのでしょうか。

お店の第一のアピールとなる看板をどの様にすれば効果的になるか考えてみましょう。

 

 

看板の種類

単に看板といってもその専門業者がいるほど種類があります。

それぞれに目的の効果が違いますし、また当然価格も変わってきます。

 

 

【突き出し看板(袖看板)】

一般的な店舗やビルの横壁面についている看板ですね。
小規模店舗の看板というところを思いつく方も多いのではないでしょうか。

 

 

【スタンド看板】

こちらは袖看板の地面版といったところでしょうか。
またA型看板などは、よくランチなどのメニュー表記に使われていますね。

 

 

【バナー看板】

こちらはいわゆるフラッグです。壁から突き出したポールに旗を垂らしたり、壁面に懸垂幕を飾ります。

 

 

【壁面看板】

こちらはビルの壁面に大きく描かれているものです。

 

 

【ファサード看板】

こちらはみなさんがよく眼にする店舗上部に描かれた看板です。

 

 

【チャンネル看板】

 

こちらは店舗の上部などに蛍光のタイプが多いですが、文字やロゴなどによって描かれている看板です。

 

 

【テント】

これは店舗入り口上部に取り付けられ、雨風や日射しを遮断する効果があります。
またここに店舗名などを入れることも可能です。

 

 

【ウインドシート】

こちらはいわゆるカッティングシートです。
入り口のガラスなどに貼って存在感をアピールします。

 

 

【ポールサイン】

読んで字の如く、ポールに看板が乗っかっています。ロードサイドなどの店舗に多用されています。

 

 

【野立て看板】

新幹線から見える看板、そうアレです。あの様に地面から立てる看板のことを言います。

 

 

【のれん・のぼり】

説明不要ですよね。よく皆さんは店舗名や業態・ウリを描いたりしています。

 

 

目的をハッキリする

看板の目的とは存在の認知と共にお客様の誘導とならなければなりません。

ポールサインやチャンネル看板は、そのお店の認知に役立ちます。しかし積極的な集客には効果が薄いです。認知をメインとした看板を設置するには、それに応じたブランド力が必要になってきます。

看板を設置する際も、単に認知を目的とするのか、または事前に目的をハッキリさせるために設置するのかを決めなければなりません。

 

認知だけならば「業態」や「店名」のみで留める。

積極的な集客を行うならば「メニュー」や「価格」といった一歩踏み込んだ表示が必要です。

 

ランチの告知にA看板を使うならABCとメニューの羅列を行うのではなく、本日のウリを「明確」に載せるのです。それによりオーダーのばらつきも多少抑えられます。

 

 

効果的な描き方とは

よく見かけるのは、A看板等で、飲食店では「ランチメニュー:A〜、B〜、C〜」、サロンならば「CUT〜、SHAMPOO〜、COLOR〜」と表示されているのを多く見かけます。
 
サロンなどは少し進化して「Director〜、Stylist〜」など技術力や職位によって価格設定も変えて表示されてますね。
 
これは技術に対する訴求効果を狙っています。

 

それ以前に、本来存在を認知してもらうためのファサード看板や突き出し看板をもっと効果的に使う道があるのではないでしょうか。
 

店名やロゴだけではなく、思い切って店のウリと価格を大きく載せる。

 

そうすればお客様の目的もハッキリし、原価コントロールの一助になるのではないでしょうか。

 


 
更にここに大きく写真を載せ価格も載せると、ハッキリと目的とウリが判ります。
(写真の加工が下手なのはご勘弁を・・・)

 

ターゲットを看板により絞り込み、さらに目的をハッキリさせて訴求する。

こういった考え方が良いのではないのでしょうか。

カテゴリー: 販促